第6章 地獄の統治者
アイ)悪かったなー遅くなったー
赤)アイくん!おかえり!左治くん連れ戻せたんだ…ねぇ何話してたの?ずいぶん長かったけど…
アイ)んーちょっとなぁ…まぁいいじゃんりおんたちは何話してたんだ?
赤)もしサルクスが出たらどうするかって
アイ)へー良いアイデアでたの?
赤)いま話してるよ
……
田)だからさぁ落とし穴がいいと思うわけ…!
向)ジョーダンでしょう相手は二㌧トラック並の大きさなのよ!やっぱり武器よ…!石で武器を作って…
田)ムリだろ石オノくらいじゃびくともしない!
真)…あのアンバランスな体型を走ることは苦手なはず逃げ切ることも可能かも…
アイ)口を閉じさせたら良いんじゃない…?
真)…!アイ…!
アイ)みんなしんない?1㍍位のワニなら輪ゴム一つや2つで口ひらかなくなんのだから…できればやらない方がいいけど…少し位なら…口を開かなく出来ると思うな…
向)だ…誰がやるのよそんなの…危ないわよ
アイ)だから出来ればしない方がいいの…でもしなければいけないならするよ…!
真)…とにかくつかまれば終わりなんだ…肝心なことは絶対に捕まらないことだな
大)あっ…あのー…だったら海には潜っちゃえばどうでしょう…?
真)…ウーン…海か…しかしそれは…
赤)いや真理谷くん大森さんの言う通りかもよ!あの島に渡るまで 何とかできればいいんだから!
~
アイ)…りおん!ほれタオル手痛いだろ?これ巻きながらやれよ、向田…!お前も使えよ!
バサッ
赤)あっ…ありがとう!
向)…うん使わせてもらうわ…でもその前に田中くん…?ちょっと付き合ってくれない吉本くんも…