第3章 熱狂
アイ)…!りお!
赤)アイくん!
ど…
アイ)…!たぁ…
赤)…バカ…バカ…今までどこいってたのよ…
心配させないでよね…!
仙)りおん…
赤)アキラくんもだよ!!
仙)…!ああ…悪い…
真)あー…
!
ピョン!
りおんが俺から飛び退いた
真)赤神、あのビデオを撮ったのはお前なんだな…聞きたいことがあるんだが…
こくん…
りおんが頷いた
俺たちは土屋機長の墓を作りりおんに話を聞くことにした
赤)不時着した時のことは覚えてないの…その時気を失ってた見たいで…みんなもおんなじこと言ってた…二日目の夜にあの変な動物に襲われたの…なんとか逃げたんだけど…そのあとみんなパニックになって…機長さんが…
真)それにしても酷い…
アイ)何でここまでの騒ぎに…いくら極限状態とはいえあんまりじゃないか…?
赤)…アイくんたちはおかしいと思わなかった?このしま…
仙)あー…へんなことばかりだったよ…
赤)私たちもそう…みんな心のなかではおかしいって思ってた…でも一人じゃなかったから耐えれたんだと思う…だけどね…あの時はみんなでいることがぎゃくにすごく怖くて…
…
大)…私わかる気がします私もどうにかなっちゃいそうでしたし…
《もうかえれないんですよ!!》
アイ)あ…(そっか…みんな…大森さん見たいに…)
大)でも私にはアイくんが…いてくれましたから!
アイ)お?いやそんなことねぇよ
じー…
ん?
赤)…
アイ)…な…何だよ…りおん?
赤)…まだやってるんだね…天然落とし…