第3章 熱狂
大)そ…そんな…
真)アフリカの草原にすむある部族は、夜火を起こさないという…彼らは火がライオンを、呼ぶことを知っているんだ…
《うわぁぁあ!東がぁ!!》
《閉めろ!閉めろッ!ドア!》
バン!
《…なぁ…何人助かった…?何人死んだ…》
《何であんな動物が…何なんだここ…》
りおん…
《だ…大丈夫だよね…?》
《大丈夫だよね…》
《すぐ助けが来るって…!》
《無線があるんだ…!朝にはきっと救助が…!連絡はついてるんだから…!》
ダン!ダンダンダン!
《どういうことだこれは…!》
ダアン…!ダン!
《ふざけやがってー!》
赤)《な…何…?》
有)《お…おい…行って見よーぜ…》
《説明しろッ機長ッ!》
土)《あっ!こらっ君たち入っちゃいかん!》
こ、壊れ…
《なっ…何だよこれ!無線なんか通じてねぇー、じゃねえか!》
土)《で…出ろ!出るんだ君たち!!》
《嘘だったんだな!!無線が復旧したなんて…救助がくるなんて!》
《嘘つきーー!》
《違う!!聞いてくれあの時は 仕方がなかったんだ!》
《うるせぇー!》
《黙れェェェエ!》
どぷっ…
アイ)ーー!(…!ヤバい…嫌なことが頭を…!まさか…この手…!)
大)…
《うわっ!》
《何!?さ…刺した!?なんで…ナイフが…》
仙)…
《だ…誰だ!?》
《帰らねぇんだ…》
《し…知るかぁー!》
真)…
《ちきしょー!もう終わりだー!!》
《うわぁぁぁああ》
《イヤダァァァア》
赤)《きッ!機長さんしっかり…エイケンくん!先生を呼んできて!》
エ)《あ…ああ》
土)《だ…大丈夫だ、危ないからキミも逃げ…》
赤)《エイケンくん早く!》
《どけぇぇえーー!》
《きゃぁぁぁああ》
がしゃっん!
《赤神…》
ぷつん…
仙)…おい!
急にきれた…