• テキストサイズ

エデンの檻

第3章 熱狂


真)…無線がつながった…?もうすぐかえれるだと…?
大)ま…まさか私たちだけおいてかれてみんな助かったんじゃ…
アイ)…それはないよ…大森さん…だったら機長はあのままで放置されてるのはおかしい…それに…
大)それに…?
アイ)…いやッきっとこれに真実がわかるはずだ…
仙)とにかく…先…送るぜ

パチッ!ゴォォ…パチパチ…
男子)《救援隊に見つけてもらうための…目印のひか…》
男子)《だ…ッ大丈夫だよ赤神!連絡もついてるし!みんなでもうすぐ帰れるるんだ…みんなで……》
赤)《…アキラくん…アイくんもどこにいったんだろ…》
そのにはりおんがポロポロと涙を流している映像だった

赤)《!?…エイケンくん!何てとこ撮ってるのよーっ!》

ぽかっ
エ)《あだっ》
赤)《ホンット悪趣味なんだからっ》
エ)《い…いやこれは記録で…》
赤)《記録記録って一体なんのために…》

ボソボソ…
赤)《えっ!?》
エ)《こッ!ここにいない誰かのためだよ!》
赤)《!……そっかそうだよね…写真や映像って誰かに見せるために撮るんだよ…そうすれば誰かに届くもんね…》

りおん…

赤)《ねえ 私も撮りたい!ちょっと貸してっ!》
エ)《だ…ダメだよこれ高いんだから…》
赤)《けちー!》

そんな他愛ない会話をみてアキラたちはすこし顔を輝かした
しかし俺と真理谷は以前暗い顔をしていたそして、その瞬間がきた…
/ 209ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp