第27章 光の空
はぁ…!はぁ…!
仙)こ…ここは!?…行き止まり…!?
ザ)どーゆーことだよ!?
有)ここはおれが雪を襲った場所だ…
赤)佐久間さんを!?
ザ)有田てめー!騙しやがったな!
アイ)またんかザジ!…そういうことだな幸平…?
ザ)ど…どういう…
アイ)雪がいってたじゃねーか…地下を流れる川におちて命拾いしたって…つまりここは…外と繋がってる!
有)そういうことだ!
仙)てっ…ことは…俺たち助かるぞ!
赤)で…でも凄た濁流よ!飛び込んで大丈夫なの!?
真)それなら問題ない!
ザ)ま…真理谷なんだそれ!
真)ズボンで作った即席の浮き袋だ!
そう言った真理谷はズボンの裾を縛り脇で空気を止めた即席の浮き袋を見せた…
アイ)なるほどっ!早くアキラも幸平も!…あー…りおんは俺が連れていこう!こっちこい!りおん!
赤)わ…わかったわ!
有)アイ…やっぱサイコーだな…!アキラも…
アイ)どうしたんだよ…急に…なぁへんなこと考えてねーか?…しばきたおすぞ…
有)…はははっ!やっぱかなわねーな…アイには…最後にこれだけ…
アイ)最後にって…!やっぱりなんか考えてんっ…
有田はアイにチュッ…と触れるだけのキスをそのままあ赤神とアキラも俺も含めて突き落とした…
アイ)のわっ!?…プハァ!幸平何しやがる!?…早く来やがれ!
有)はははっ!直ぐに俺もいくよ!…
アイ)…
しかしその時俺は察した…この笑みはきっともう当分は見れないと…当分と言うのは俺のわがまま…いや最後なんて…許さねーぞ…幸平…
有)…じゃあな親友…そして俺の…死ぬなよ…