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エデンの檻

第26章 集結


ガッガッと岩壁に足をかけながらゆっくりと登ってくる有田
ミ)しょーがない手伝うわ!
真)そっちを持てっ!
真理谷とミイナの手伝いもあり有田は崖を登りきった
アイ)はぁっ…はぁっ…やった…
ミ)さぁとっとと安全なトコに…!
しかしその瞬間だった元々ひび割れが酷かった崖はミイナの体重に耐えきれずガゴンと嫌な音をたて崩れてのだ!
アイ)まずい!…ミイナ!
アイは有田を助け終わり気が抜けていたためミイナを助けるのに一歩遅れてしまった…
ガシッ!
アイ)…!アキラっ!…受けとれ!
ポイッ!
仙)!?アイ!
しかしその反動でアイの体は更に崖えと落ちていくアイはもうだめか!と思ったそのや先に仙石たちの隣を凄い勢いで何かが通りすぎた…そこにいたのは…
バシッ!
アイ)うわっ!…?あっ…光一!?
矢)…よぉ
アイ)あっ…《やべぇ…メチャクチャ怒ってる…》
仙)や…矢頼!?どうしてここに!?
アイ)あー…光一?早く上げてくれると助かるかも…
矢)…
矢頼はぐいっとアイを引き上げるとそのま抱き締めた
アイ)おおっ!?…光一…ほんと助かった…
矢)…んなよ…
アイ)…ん?
矢)ふざけんなよ!?ここで死ぬつもりか!そんなに死に急ぎたいなら俺が殺してやる!
アイ)…大丈夫だからさ?
矢)…!…っ…ふぅっ…!
アイ)ごめんなー…光一は親しいのが死ぬの怖いんだもんな…悪かった…
矢)ならっ…もう少し考えて…っ動けっ!お前が死んだら…っ俺はっ…!
アイ)うん…でもな?俺もミイナが大事な仲間なんだよ…ほっとけねーんだよ…
矢)…っ…!
アイ)有り難う…心配してくれて…有り難う…
矢)…!
ギュゥッ…
光一が俺を強く抱き締めるいつもなら痛い痛いと冗談ぽく言うのだが…今日ぐらいは我慢してやるか…
赤)あっ!アイくん!それにアキラくん!!
アイ)!りおん!
赤)!?どういう状況…?
アイ)あははっ…
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