第15章 冷酷な乙女
センパイと再会したのは つい先日で…
きゃーーー!
十)本当になれるとは思ってなかった やるじゃん夏奈子!
3年間caを止めた先輩は昔よりまぶしく見えました
大)…(じゅっ…そうかもね16回落ちた事は黙っておこう…)
十)まさか夏奈子の初フライトに立ちあえるなんてね 運命を感じるな…
大)はい!
十)…?夏奈子スカーフは…?
大)…え…?きゃーー!わ…忘れ…!ど…どどッ!どうしましょーう!センパイッ!
十)もう搭乗だよ…っ…ったくしょうがないなぁ…夏奈子はー…ほらっ
大)…先輩 予備があるからってわたしにかしてくれたんです ほらおんなじの…!
仙)…お…大森さんって…そーだったの?
大)じょ!女子高ですからっ!今はフツーに男の子好きですよ!…!あっやだ…男の子とかって…私その…!
アイ)…ねぇ大森さんスカーフに匂いが残ってるって事はさっきまで身につけてたってことだよな…つぅことは…
それがここに落ちてたんだから十和さんはさっきまでここに…
仙)!そうかアイが感じた気配って!十和さんだったのかも…!だから落として…!
アイ)なら おかしい事になるぞ…あのスカーフ畳んでおいてあった…偶然近くを通り…偶然綺麗に折り畳んだスカーフが落ちて…!これ…血…?
大)…!ま…まさかセンパイの身に何か…!
アイ)そこまでわかんねぇけど…アキラ…大森さん…ここでよう!何か…嫌な予感がすんだよ…大人達のグループ…何かあんぜここ…突き止めてやる…