第13章 天国への階段

…
その頃の有田達…

女子)サイテー！！みんなであつめた食料に勝手に手つけるなんて！！あんたら何考えてんのよー！
女子)みんなで決めたルールでしょう？ ちゃんと守れってのよクズｯ！
男子)ご…ゴメンほんの出来心で…

ザッ…ガサガサ…

有)まーまぁそれくらいで許してやってくれよ こいつらも反省してるし たのむよ…ここは俺に免じてな？

女子)え？ま…まぁこーへーくんがそう言うなら…
男子)た…助かったよ有田もう二度としない！
有)ああ！それより あっちに旨い実のなってる木見つけたんだ！ みんなで取りに行かねえか？
男子)マジかよ また 食料みつけたのか！？スゲェ！

キャァァァア！

女子)さすがリーダー！こーへーくんがいれば 私ら大丈夫だよねー！

そう…大丈夫だ…
あれさえバレなければ…
機内は暗かったし あれだけの混乱の中だ…
おれが刺たところなんて誰も見ちゃいない…
そうだ 無かったことにすればいい…
そして帰るんだ最高な俺のまま元の世界に…

男子)あれ？何だこれ！？
有)ん？どうした？
男子)有田…ちょっと見てくれよ 地面に変な落書きが…
有)落書き？
男子)イタズラだと思うんだけど なんのことだか…
有)イタズラ ねえどれどれ…！
女子)何やってんのー？
女子)見てよこれー

俺は全部見てたぞ
有)…(全部見てた？ま…まさか…)

翌日…
３日後…
それからと言うもの…俺は全部見てたぞとゆう文字は至るところで見つかった…同時に有田の精神はキリキリまで来ていた