第2章 トリップしちゃった!
――ドサッ
軽い衝撃を受け
目を開けるとそこは知らない天井だった。
あれ?ココどこ?
何で知らない人のベッドに寝てんの?
部屋でお酒飲んでたよね?
……でも酔っている感じがしない。
私は首を傾げ不思議そうに辺りを見回した。
部屋は漫画や雑誌、そして床に腹筋ローラーが転がっている。
そして制服が掛けられていた。
……男の子の部屋だ。
この制服、緑色のブレザー……何処かで見たような……。
私はベッドから降りて
掛けられていた制服を手に取った。
あっ!思い出した。
これ、ハイキューの伊達工の制服だ。
でも伊達工の制服が何であるの?
コスプレ用の制服なのかな?
てかここの部屋って誰の部屋なのー?
私は頭にハナテマークを沢山浮かべていると部屋の扉が開いた。