第24章 月
番外編の続き
何故か起きたら動物になってて双子に拾われました Part2
みなさ〜ん!こんに〜ちわ!!!!
私はどこにいると思う!????そう、実はね......ソファーの下でした!!!
「しろー????しろー!???」
「大福ー!???出てきてくれー!!」
「大福じゃなくてしろっていう素敵な名前って言うてるやろ!?」
「つむが勝手に付けただけで俺は了承してへん」
あわわわ、いけめん双子が私のために争ってるわ!困っちゃう!!!!
ピンポーン
お!!!!今のうちに逃げるしかねえ!!!!さらばじゃ、いけめんな双子!!!!私は誰にも飼われるつもりなんてないんだからねっ!!!ひとり、いや、1匹で生きていけるもの!!!
さむと言われていた人が玄関に出ていった所を慌ててこの可愛い足を動かし逃走を図る
「あ!!!!!」
「....おっと、何やこの動物」
え????脱走計画、秒で終了のお知らせです?????
「....!北さん、ありがとうございます」
おいおいおい、北さんとやらに捕まってしまったらしいぜ、おい!!!離せや!!!!
『 きゅわわわ!!!』
必死に暴れる様に足を動かすもその姿を見ていた北さんとやらから声が聞こえた
「えらくべっぴんさんやな」
声が聞こえた方に視線を向けると何処か優しげな顔で笑っていた表情が目に映る
は?????私、この人に飼われようと思います
っていう、何故か続いてしまった番外編でした
お久しぶりになってしまってすみません
もう待っていてくださる人なんて居ないと思っていたのですが、しおりの数や拍手の数などが増える度に待っていてくださる人が居るんだと嬉しく思えました、本当にありがとうございます
番外編という形になってしまいましたが、これからも応援の程宜しくお願い致します