第15章 会いたいけど会いたくない人
かおすな中
お弁当を食べつつ
何とか青葉城西めんばーとお話できつつあります
「そーいえば,桜乃?はいつから烏野のマネージャーになったんだ?」
『へ?』
まっきーこと花巻,花さん(心の中で呼んでる)が話し掛けてくれ問い掛けられる
「そーいえば確かにな」
「そーですね!いつからですか?」
「あれ?美人のマネがいましたよね?」
上から順にまっつんことまつさん(心の中での呼び方)とわたっちことわたわた(心の中で)矢巾くんことしげしげ(心の中)が言葉を問い掛けてくる
まぁ,そうだよね..フード被ってたしわからないよね
「こいつは..『私,練習試合でてましたよー..そーですね,美人のマネさんはもう1人のマネですよ,私フード被ってたんですけど覚えて頂けてないですかね?』..」
空たんが言葉を紡ごうとしてたけどあえて遮らせて貰った
すると遮ったのがわかったのか視線を寄越すも眉を寄せてた
視線がこわいよ,何て..ごめんね.空たん
そういうと同中めんばーは何処か複雑そうな表情浮かべてるし
他の人達は
「あー..?」
「居た様な気もする?」
「た確かにそう言われれば..」
「んー..?」
よかった,あんまり覚えてなかったみたい
そーだよね...ずっと何が何でもフードとらなかったからな
『ふは,イメチェンってやつですね,どーですか?もう覚えてもらってなかったら大泣きですよ?』
「え!?ももこちゃんを覚えられたら及川さん困っちゃう!何せももこはお れ の 『うるせえです,くず川さん先輩,牛乳パンでもくわえてろ下さい』酷い!?もう何が何だか,んぐぐッ」
「あー..まぁ,もう印象強過ぎて多分忘れることはねえと思うぞ,色々と」
すると岩ちゃんが言葉を紡ぎながら本当に牛乳パンを口に含ませていた
さすがや!岩ちゃん!
「及川の扱いをわかってるな」
「そーだな」
「慣れてるといいますかなんと言いますか」
「こんなやりとり見たら逆に忘れられるわけねえべ」
「ほらな?」
そういって空ちゃんは頭を撫でてくれまるで大丈夫だというように述べてくれる
何だか少し擽ったいや