第1章 アイドルなんて
そして私と唯はもちろんJr.のコンサートのチケットを手に入れて────
6月18日。コンサート当日になった。
そして、私と北斗くんの誕生日。
唯「望美おめでとー!!」
『ありがとう!誕生日に北斗くんに会えるなんて幸せ過ぎる!』
唯「今日は思いっきり楽しまなきゃだね!」
『うん!』
グッズを買って席に着いてみたら、私たちの席はステージが目の前に見える位置だった。
唯「ちょっと!ここ超神席じゃん!」
『か、かみ、せ、き……?』
唯「良い席ってことだよ!望美も少しは勉強しな。」
『は、はい。すいません。』
なんてSの唯に怒られながら夢の時間は近づいていた…