第2章 サプライズ
北斗くんが私に話しかけてる…
これは夢ですか。
北「ねえ、答えてよー」
『ふえ?あ、ああ!すいません!えっと…葉山望美、18歳になりました!』
北「年も一緒だ!ねえ!すごいよ!この子、俺と全く同じ日に生まれたんだって!」
優「すげー。今日その子が来てくれてよかったな。」
北「ほんと、来てくれてありがとう。」
気付けばステージから降りて私と同じ目線にいる北斗くんが、真っ直ぐ私だけを見てそう言ってくれた。
顔が真っ赤なのを手で隠していると、北斗くんはいたずらっ子のような笑顔を見せて、またステージに戻っていった。
あり得ないと思っていたのに私は北斗くんに恋をしてしまったようだ。
ジャニーズとしてではなく、一人の男として…