第1章 最悪の出会い
ーin木陰ー
そこでは、闇に紛れて怪しい会話するする2人が居た。
「お前に…頼みたい仕事がある」
男が、もう1人の女に言った。
「私に、仕事?」
男の言う仕事とはきっと、暗殺のことだろう。
だって彼女は、殺し屋なのだから。
「あぁ、殺しだ。
お前さんの得意な分野だろう?」
「確かにね…報酬は?」
「そいつの首さえ持ってくりゃ、たんもりやる」
悪く無い条件だ。
「…ターゲットは?」
「海賊、トラファルガー・ローだ」
「トラファルガー?2億の?」
「あぁ、そうだ」
「フッ…海軍様が私(賞金首の暗殺者)に頼むとは、随分と滑稽だね」
「今ここでお前を捕らえてやってもいいんだぞ、殺人鬼」