第19章 決戦
長年海軍に所属していた者はざわつく。
「山の姫の正体は堕天使だったのか!?」
「そんなバカな!!!堕天使が生きているはずがない!!!」
マルコ「・・・堕天使、ねぃ。」
白髭「・・・グララララッ!!!いたのか!!」
メアリー「アル、ルフィを助けてあげて。私は大丈夫。」
そう言うと、アルはルフィの元へと駆けて行く。海軍を倒すのを忘れずに。
センゴク「恐れていた事が現実になった・・・!!ガープ!!貴様の孫に姉と呼ばれているという事はアイツの事を知っていたのか!!!」
ガープ「ブワッハッハッハッ!!堕天使の子じゃったか!!!知らんかったわぃ!!!!」
ルフィ「姉ちゃん!!いつの間に海に出てたんだよ!!」
メアリー「それは後!アルと一緒に進みなさい!!」
ルフィ「おぅ!!アル!久々だなぁ!!・・・っておい!急に背中に乗せるなよ!!」
イワンコフ「麦わらボーイ!あの美少女と知り合い!?」
ルフィ「あぁ!姉ちゃんだ!!」
イワンコフ「Σ姉ちゃん!?知らないわよ!!?」
ルフィ「あ、でも血は繋がってねぇんだ!エースの姉ちゃんだ!!」
マルコ「あれがエースの姉ちゃんか・・・。綺麗だねぃ。」
「隊長!鍵取れました!!」
白髭「白髭海賊団!!!全力で麦わらと山の姫を援護しろ!!!」
「「「おぉぉおお!!!!」」」
センゴク「山の姫・・・!!“眼”は違うが間違いない・・・!!かつての“堕天使”リコリス・D・アンの娘だな!!!?」
メアリー「親の事知ってるの?詳しく教えてくれないかしら??(クスッ」
センゴク「っ!!!」
挑発的なメアリーの発言にたじろぐセンゴク。
戦場では動揺が走る。
堕天使とは誰なのか。リコリス・D・アンとは誰なのか。
眼が違うとはどういう事なのか。
その間にもルフィ達は突き進む。
センゴク「かつて、奴の右に出る医者はいなかった。・・今もだ。医者であり、薬剤師でもあった。海軍も欲すその力。その持ち主こそ、リコリス・D・アン。」
海賊王の船に乗っていた女だ。