第17章 帰郷と波乱
綱手
「早速だが、これから出るんだが、お前にも同席してもらう。」
ユヅキ
「はい。どちらへ?」
綱手
「木ノ葉病院だ。」
病院に着くと綱手はあちこち駆け回り人々の治療に当たった
ユヅキは綱手に見ていろと言われ何もせずただただじっと綱手のやっていることを見ていた
時間は過ぎ、もう夜になっていた
綱手
「今日はどうだった?」
ユヅキ
「医療忍術について多くを学べました。」
綱手
「違う、眼の方だ」
ユヅキ
「あ、それなら今のところ問題はないです。」
綱手
「ならそのまま続行だ。明日も私の手伝いだ、遅れるなよ」
ユヅキ
「はい、承知いたしました」
ユヅキは綱手と別れ、自宅に帰った
自宅にはサスケは帰っておらず、サスケの帰宅を待っていたが、気づけば椅子に横向きに座り背もたれにもたれかかって寝ていた
サスケ
「…。もう会えないかもな…。じゃあな、ユヅキ…」
ユヅキに気づかれないように帰宅したサスケはユヅキの頭を優しく撫でて出て行った
ユヅキ
(なんだか久しぶりにいい夢を見たような気がする…どうしてだろ?)
翌日も言われた通りに遅れないようにと支度をしていた
だが、家を出て少ししたところで急激な痛みが全身に走り、意識をなくして倒れこんでしまった