第17章 帰郷と波乱
カカシside
オレが駆け付けるとアスマと紅はすでに戦闘に入っていた
紅の後ろを取ったイタチの後ろを取った俺はクナイをイタチに向けた
前もって出していた分身はアスマの前に行き、相手の印を真似、術を出した
カカシ
「でも…、ま!ここまでだよ、お前がな。」
イタチ
「…はたけカカシ」
イタチが振り返り向かい合う形になる
あの眼は昔のまま
とはいえ、真の写輪眼継承者…
最悪の事態も想定しておかなきゃいけないな…
鬼鮫
「これは驚いた…。道理で私の術を…、本当にイタチさん以外にその眼を持ってる輩がいたとはね…。名は確か、コピー忍者のカカシ…。」
カカシ
「驚いたのはこっちだよ…。茶屋で怪しい奴らがいたんで誰かと思ってたら…まさかうちはイタチと、霧隠れの怪人…干柿鬼鮫とはね。」
鬼鮫
「これはこれは、私の名まで…光栄ですよ。」
忍刃七人衆の一人…か、やつ一人がやる気なっているとイタチが制止した
探し物に来たといったイタチ
次の瞬間仕掛けてきた
何て術のスピードだ…印が目で追えなかった
イタチ
「さすがカカシさん。洞察眼はかなりのもの…。
…ですね。」
気づけば後ろを取られていた
分身だったからよかったものの…
紅
「ナイス、カカシ!!」
紅がイタチに攻撃を仕掛けようとしていた
カカシ
「伏せろ紅!!こっちが影分身だ…」
イタチの影分身は大きな音を立て爆発した
紅
「カカシ…」
カカシ
「くっ…」
紅をかばったのはいいが、まともに背中に当たっていたからか、痛みに声が漏れた
カカシ
「気を抜くな…。あいつは十三歳で暗部の分隊長になった男だ。」
アスマ
「ここまでのやつとはな…。」
カカシ
「いや、あいつの力はまだまだこんなもんじゃない。」