第8章 繋がる想い
分かって無さそうだし、もう少しイジメたいから…。
「破ったらお仕置き、だから」
なんて、物騒な言葉を口にする。
「ひゃー‼︎」
「ちなみにどんな?」
ナイス、翔さん。
その言葉を待ってました。
「あー!翔ちゃん余計なことを…」
何か勘づいた相葉くん。
けど、遅いよ。
「そうですねぇ…」
チュッ。
「んっ⁉︎」
後頭部をガッチリ押さえ付けて、キスをする。
「んっ…ふっ…」
何度も何度も、角度を変えて。
キスの嵐を落としていく。
空気を吸おうと空いた隙間から舌を入り込ませ、動き回る。
「ん…ニノ…」
弱々しく服を掴む相葉くん。
限界か…。
それに気づいて、キスを止める。
そして名残惜しそうにゆっくり唇を離すと、俺と相葉くんの唇を銀の糸が繋ぐ。
そして、切れた…。