第8章 繋がる想い
ーin楽屋ー
ドビュッ!と、風が入り込む。
いや、相葉くんが入り込む。
「リーダー!」
そして、すぐにリーダーの胸に飛び込む。
「ん、よしよし。
ちゃんと言えた?」
急なソレに嫌な顔せず、いや分かっていたような顔のリーダー。
つーか、相葉くん何してんの?
そんなんじゃニノに誤解されるだろ、せっかくニノに告白するように焚きつけたのに。
俺が寝てる間に起きたことは、翔くんに説明して貰ったけど。
「うん…言えた」
「良かったね」
「そっかなぁ…」
「えーと、相葉くん?
そんなことしてると、ニノに誤解されるよ?」
「あ、松潤起きたんだ」
「うん」