• テキストサイズ

【嵐小説】緑と黄色が交わると…。

第3章 勘違い


ニノに連れて来られたのは、もう1つの嵐の楽屋。


嵐の楽屋って2つ用意されてることが多いんだ。


結局は、1つの楽屋に皆集まるから使わないんだけどね。


腕は未だに掴んだまま、無言のニノ。


「痛いってば‼︎」


掴まれていた腕に、ニノの爪が食い込んで地味に痛い。


短く切り揃えてあるとはいえ、やっぱり痛いでしょ。


それに加えて、凄い力で握ってるから余計に痛い。


あまりの痛さと、恐怖でつい大声を出してしまった。


「ごめん…」


そう言ってパッと腕を離してくれたニノ。


「ごめんじゃないよ‼︎なんなのさ!

無理矢理連れて来るし、ずっと無言だし!

すっごい怖かった‼︎」


“ 怖かった ” 本当はそれだけが言いたかった。


なのにこんな言い方…最悪だ。


絶対嫌な気持ちにさせちゃったよなぁ…。
/ 59ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp