第9章 キミは誰と☓☓☓する
カチャ
「シャワー浴びるだけなのに長いと思ったらやっぱヤッてたー!」
シャワー室の戸が開きみんながなだれ込んできた。
「木原ちゃん俺が誘ってもノッてこなかったのに、そいつはいいの?!」
花巻先輩はげきおこだ。
「京谷くん、ズルい」
渡先輩がジト目で京谷先輩を見ている。
「わかりました。あの…こんな貧相な体で良かったら好きに使ってください」
私が最後の一口を指で集めて唇に入れながら云うと、全員の視線が私に集まった。
カチャリ…
一番後ろにいた国見くんが内鍵をかけた。
胸を刺激されて中途半端でなんだかもやもやしていた私は…。
「私に…みなさんのお手伝いをさせてください」
私の言葉に順番ぎめジャンケンが始まった…。