第8章 及川先輩と、が、☓☓☓
無心、無心と念じながらブラウスのボタンをはずしきり、足元に落とす。
後はスリップと下着、スカートだ。
「へぇ、けっこう…」
後ろから手が伸びてきて私の胸を掴む。
首をひねればすぐ後ろに国見くんがいて私の胸をふにふに感触を確かめるようにもむ。
「くっ、国見くんはだめですっ」
手首をつかむと引きはがす。
国見くんは不服そうだ。
「また今度?」
「また今度です」
思わず聞かれ、答えて私はハッとした。
又今度?!
私は何を約束してるんだ!
「く、国見くん!」
私があわててあらためようとすると国見くんはウインクした。
「約束」
国見くんは後ろに下がる。
おぅふ…。