第6章 教えてよ。
足を何とか閉じようとしたが国見くんも可愛いなりをしても流石に男子。
力ではかなわない。
「み、見ないで!」
スカートで隠そうとしても払われる。
「見なきゃわからないじゃん、大体軽率に岩泉さんとヤッた木原が悪いんだから」
そ、それは確かにそうだけど!
だからって国見くんに股を確認されなきゃならないいわれはない。
「み、見ないでったらぁ」
ちょっと泣けてきた。
「国見、ちょ、木原泣いてる…」
固まってあわあわしていた金田一くんがついに口を開いた。
そうだそうだ!
泣いちゃうんだからね!
国見くんは顔を上げ半べその私の顔を見た。
「泣きながら股びしょびしょとか、煽られてるようにしか思えない…」
国見くんは再び私の股間を見た。