第41章 sky date.

「京谷先輩…お願いします。…シテ？」
甘えた声で云ってみる。
学校で授業をさぼって屋上で一一ナンテ事でもう私を止められない。

京谷先輩は先輩の指にぴくぴく翻弄されている私を見て楽しそうな顔をしている。
「京谷、先輩」
呼んで…。

キスする。
寄りかかるみたいに抱きつき顔を近づけて。
鼻がぶつからないように少し横にかしげながら。

私の血を舐めた後なのでちょっとだけ生臭い。
ちゅっちゅっと吸いながら舌を絡める。
しばらくキスをして。

位置を交代して壁にもたれて座る京谷先輩の膝に私が乗る。
イワユル騎上位ってやつです。

京谷先輩に云われてスカートの裾をくわえて京谷先輩の体につかまりながら腰を落としていく。
恥ずかしい部分が丸見えだし、すごく恥ずかしい！

自分のペースでできるから良いとか聞くけど恥ずかしいし自分でするのって何か怖い。
普段ならしてもらって、すぐ訳がわからなくなって気持ちいいなーってだけなんだし。