第39章 放課後 Date.

「激しくで！」
叫ぶ様に云う私に花巻先輩が又頭を撫でてきた。
「ん。わかりましたー」
足をつかまれて先程までのならすような動きとはうって変わってリズミカルになる。

トントン中をうがたれ体が熱くて、浮気だとか岩泉先輩に避けられて悲しいとか消えていく。

気持ちよくて嬉しくて、しっかり私の体をつなぎ止める様に花巻先輩の体に足を絡める。
そうしていると二つの体は溶け合って、一つの体がのたうっているみたいで。

一一私は生きている。
体の熱が上がる息がそれを教えてくれる。
快感を享受して、甘い蜜が口に染み渡るような感覚の中でたゆたう。

「出すよ、いい？」
「は、い。だ、い、じょ一一う、あぁ、あっ」
一番奥に熱いモノが放たれる感触に私の体も頂点をきわめる。

ゆるく熱い白濁をぬりたくるような動きに神経がピリピリして体をよじった。
体の熱が覚め始めると全く私はひどい格好だ。