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【HQ】バンパネラカンタービレ【R18】

第36章 Twinkle Date.


『薔薇の花嫁』…、最初はそう呼ぶのも恥ずかしかったのに、今は誇りに思う程当たり前になっている。

私は血袋ではない。
自分の意志で吸血鬼(バンパネラ)に従う薔薇の花嫁だ。

金田一くんは弾かれた様に私を抱いて起き上がる。
向かい合って、金田一くんが私の首筋にかおをうめた。

痛み、一一同時に痺れるような熱が足を這い寄ってくる。

「美味しい?」
「うん」
私の小さな体にすがる大きな体に笑みがこぼれる。
可愛い。

怖い、とか、もう思えない。
血を吸われてどんどん頭が真っ白になる。
「血、だけで良いですか?」
違うなんてわかっていながら聞く。

牙が抜ける感触にふっと熱い息がもれた。

「だけ、じゃいやだ」
目が合う一一。
濡れてガラス玉みたいな瞳が私を映す。

「じゃ、しましょっ」
首にを引いて寝転がる一一。


「んっ、ぁ」
金田一くんのが中に入ってくる。
正常位だから足を広げて恥ずかしい。

でも、
「あ、ひぁっ、ン」
中をかき回されると体が勝手にのぼりつめる。

「勇太郎くん、好きです」
控えめで普段は強く出ないけど、本当は情熱的な金田一くんが。

今だってまるで私を奪う様な目をして私をあばいている。
自分のものにしたいって目。
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