第36章 Twinkle Date.
デートもそろそろ中盤戦。
というか、みなさん私なんかに時間をさいていていいのでしょうか?
三年生は受験だってあるし、二年生だって一年後を視野に入れた活動とかしなきゃいけないんじゃなかろうか?
まあ、私だってうかうかしてられないんですけど。
夜家で勉強して、つい遅くになってしまい朝まだ目が覚めやらぬなんて毎日。
でも授業中も寝るわけにはいかない。
つらいなぁ。
「大丈夫?」
うつらうつらしている私の頭を手で受け止めて金田一くん。
今日は金田一くんとのデート、なんだけどどっか行くのもお互い疲れてるし、手近な所で済ませようという話になったのだ。
ひとまず図書室で待ち合わせ二人で勉強している。