第33章 Friend Date.
でも私が公平に接しなきゃ不満が出ちゃうだろうしさいは投げられてしまったのでのるしかないんだ。
言い訳かな?
私がこの立場を楽しんでるだけ?
と、思う時もある。
前みたいに私だけなんでこんな酷い目に、一一とは思わなくなって何かやっかんでくる人の目も気にならなくなっていた。
それより彼等に自分がどう見えるか気になる。
だから髪型をいじったり色付きリップをぬるくらいだったのにお化粧してみたり。
まあ門前小僧のごとき付け焼き刃ですが!
ま、偶に…似合ってるとか云われて嬉しいかな。
前の髪型可愛かったから又してきて、とか。
最近は及川先輩が髪が伸びてきて跳ねると云うので軽く編み込みしてピンでとめてあげたら喜ばれたし、ねー。
国見くんはあんまりそういう話は好きじゃないみたいだ。
私が及川先輩達にいじくり回されていても助けてくれないし。
偶にはもうちょっと優しくしてーナンテ云ってひたいをペチッとたたかれたりする。
優しくない、ワケじゃないけど、何か意図的に無視されてる気配を感じるし。
嫌われては、ない?よね?
でも時々とげとげしい視線を彼から向けられる事がある。
他人の気持ちはやっぱりわからない。
今日も支度をして家を出た。
本日も快晴!雪もまだ降る気配なし!
さ、一日がんばるぞい!