第30章 SweetDate.
「一さんのいっぱい激しくしてほしいです」
云ってて恥ずかしいけどもう我慢出来なかった。
足を掴まれて、グイグイ腰が叩きつけられる。
「あっ、はぁん、んっ、ひぁ、ふゃあっ」
声が出る。
恥ずかしいけど我慢できない。
中をいっぱい硬くて熱いのでかき回されて何回も何回も奥にいっぱいごりゅごりゅされて。
「あっ。りゃめ、あ、ふぁっ、やぁ」
「やめるか?」
うぅっ、一さんが笑っている。
「ちがっ、やだ、やめ、あっ、やめないでっ」
叫ぶ様に云う。
「お前が良いなら、……ンッ、けど」
抱き締めたいしキスもしたいけれど性急に求められたい。
そうすると安心する。
私は…好き。
一先輩が好き、だから。
「一、さん、お願いします…これ、取って」
トントンと指で繋がった部分をつつく。
足を開いて、そこを見せつけて。
「だから、それ、は…」
赤らむ頬が可愛らしい。
「良いんです」
一一だって私は、薔薇の花嫁。
それ以上でもそれ以外でもない存在。
だってあの人はそう云った。
あの、人一一。
「お願いします…」
私が云うと、一先輩にぎゅっと抱き締められた。
「だめだ。俺はお前の彼氏だからな」
もうだめ。
そんなん云われたら…。