第28章 AXIA
取り敢えず部活の方には適当に見てますよ、的なスタンプを。
ふぁんくらぶの方には…。
木原:大丈夫だよ。結果報告をお楽しみに〜(ㆁωㆁ*)
ナンテ。
強がってみたり。
制服を着てタイツを上げながら返事をする。
タイツはデニールがある様な生地だと木に引っ掛けたりするから靴下みたいな布地のやつだ。
毛玉りやすいけどこれじゃないと気が付くと伝線していたりする。
だからって最近は寒いからハイソはもうヤバイ。
毎日ハイソの部長は尊敬しちゃう。
スマホをカバンにしまって家を出る、と一一。
見覚えのある背中が角に。
今日は大丈夫!
大丈夫!
「一先輩ッ」
スマホをいじってるっぽい背中をポンポンすれば私より上にある首が振り向く。