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【HQ】バンパネラカンタービレ【R18】

第24章 甘くてスッパイママレード


「な、…で笑うかな…」
赤い鼻の頭を手でこすり国見くん。
「何だか可愛いなって」
笑う私に国見くんはバツが悪そうにわずかに口角を上げた。

「ま、さ…及川さんもこれで手打ちだって云ってたから大丈夫だと思う」
その言葉に私も苦笑う。
私は、私達はやっぱりイケナイ事をしたんだ。

「じゃあ帰る。また、明日」
「また明日」
私の返事を確認して国見くんは踵を返し歩き出した。

その背が夜闇にとけるまで見送り私は家に入る。
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