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【HQ】バンパネラカンタービレ【R18】

第24章 甘くてスッパイママレード


「ちっす」
「ち、ちっす…」
まだ誰もいない家の前で私達は向き合う。

「上がってく?」
私を待っていてくれたんだろう。
下げた視線の先の彼の指先は赤い。

ていうか、国見くん、私の家知ってたっけ?

「突然ゴメン。影山に聞いて来た。謝りたかっただけだからすぐ帰る」
あやま、る?

「今日は流石に悪ノリし過ぎた。ホントごめん」
両手を合わせて頭を下げる彼に、…悪いけれど何だか私はおかしくなって笑ってしまった。
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