第20章 その先のJustice.
「一先輩大好き♡」
岩泉先輩が何か見てるけど気にしない。
満足満足。
「お前ブラは?」
あらかた食べ終えて麦茶をだるだるしながら飲んでいた私は先輩の言葉に飛び上がった。
「さっきからお前がかがむ度にチラチラ見えるんだよ…」
ほわぁっ。
開いたシャツのえりをだぐる。
やだ、見られた。
は、恥ずかしい。
「いつも帰ってきたら着替えるついでにはずします」
何てものを見せてしまったんだ!
こ、こんなちっぱい!
ブラで寄せて上げてるなら兎に角、今は…何も着けてないし。
「お前その格好で出歩いたりしてないだろな?」
岩泉先輩が呆れ顔で云う。
勿論だ!