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【HQ】バンパネラカンタービレ【R18】

第19章 レムナントナイト


「はい、お付き合いして下さい。岩泉…一、先輩」
私の言葉に岩泉先輩の手が止まる。

「ちょ、ちょっとおしっこしてきます!」
恥ずかしくて私は立ち上がり駆け出した。
岩泉先輩の見えない場所まで逃げて一息つく。

付き合う。
付き合っちゃうんだ。
岩泉先輩と。

私の初めての人と。

意識すると一気に顔に熱がこもる。
私が何か勘違いしてるんじゃないよね?
本当にお付き合いしちゃうんだよね!

だから、手、繋いだり、キス、したり、せ、セックスとか…しちゃうんだよね?

ま、まあ、いつもしてるコトですからっ!

大丈夫……だよね?
さ、さっきだって手、繋いだし。

あ、もしかしてアレ、前フリだった?!

ひゃあ、私鈍感すぎィ!

と、取り敢えずおトイレ行こう…。
その前に…………、
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