第18章 こじらせプリンス
何かすごく可愛い♡
ぬるぬるの手でこしゅこしゅ優しくしごく。
裏筋や付け根、その下の陰嚢。
指でなでなですると影山くんは身もだえる。
「つむぎ…」
甘えるみたいな潤んだ目で見られて何だかすごく優越感をおぼえた。
「どうしました?」
優しく頭をぽんぽんしながら云うと影山くんはかぷかぷ傷口を噛んだり甜めたりして落ち着かない様子だ。
「何かぎゅーってする」
何か困惑したような声で云われてきゅんきゅんしてしまう。
「痛くないならそのままで大丈夫ですよ」
云いながらも手は動かす。
先端を時折いじりながら、全体をしこしここすりあげる。
「で、もっ、な、か、漏れそう…」
出そうって事かな?
「良いんですよ、出して」
きゅっきゅっと手のひらで先端だけ包むようにしてもみもみする。
「しょんべん…出る」
おしっこ出ちゃうと思ってるとかまさか精通してないとかじゃないですよね?
「違う物ですから大丈夫ですよ」
カタカタ影山くんの足が震えて手に腰が押し付けられる。
私は最後に、とちょっと力を入れてごしごしする。