第13章 個人レッスンは甘い罠?
「じゃ。ほら座ろうか」
松川先輩が云い、私は引きずられるようにしてベンチに座る。
「な、何をする気ですか?!」
ま、まさか、ロータリー?
エロ同人誌みたいに!エロ同人誌みたいに!
「は?タンポンの使い方、教えるって約束したじゃん?」
松川先輩が落ち着いて云う。
え、今、ここで、この雰囲気で?!
「ほら、タンポン出して、あ、出せないか」
勝手に松川先輩に代わって花巻先輩先輩が私のカバンを開きコンビニ袋を引きだす。
「ほい、松」
花巻先輩がそれを投げ松川先輩がキャッチする。
そして一一、
箱を開く。
中身を取り出す。
薄緑のビニールに包まれた細長いそれ。
松川先輩はなんのためらいもなくビニールを破き中身をとりだす。
白い筒だ。
先っぽは白くて途中から透明になっていて、おしりからはひもが出ている。
「パンツいらない」
松川先輩の一言で、私の下着は宙をまった。