第5章 小学生5年生
季節は夏が過ぎ、秋になりました。
過ごしやすいとは言え、少し寒いなぁ。
「ゴホゴッホっ」
「兄さん、大丈夫?」
征が焦っとる。
「ん、少し苦しかっただけ。いつものこと」
征がほっ、としてるのがわかる
~夜~征司郎の自室
僕は征司郎さんに呼ばれて征司郎さんの自室にきている。
「…雅、体は大丈夫か…咳がでたときいたが」
「えぇ、今は大丈夫ですよ?」
「だが、最近はひどいんだろう、専属の医者からきいた」
(雅は人より体が弱いので専属の詳しい先生がついてる。)
………お喋りやなぁ、先生は‥