第2章 ハンター試験
「お前さっきからおちょくってくんの止めろよな!一緒に走ってやんねーぞ」
「え?キルアってば一緒に走っててくれてたの?お姉ぇさん惚れちゃうわぷぷっ!」
がばっと抱きつくと顔を真っ赤にするキルア。
「照れてるの?かんわいいー!」
「もういい!」
拗ねたキルアはスケボーに乗ってスピードを上げて前へと行ってしまった。
「耳まで真っ赤。ふふっ」
「やあ♦」
ぞわっとする声が気配もなく後ろから聞こえた。
「…………こんにちわ、おにーさん。気配もなく後ろに来ないでくれるかな?」
「これは失礼♣️君と少し話がしたくてね♦レイナ♥」
「私はおにーさんとお話することなんてないんだけどなー。そんなに殺気ばんばん放っちゃってこわいのよー。」
「そりゃ、美味しそうな子がいたら興奮もするよ♦」
「美味しそうな子だったら今前に行っちゃったよ」
「うん♦でも君の方が今は美味しそうかな♣️」
「どーも。ほんとに見境がないんだねぇー。あなたの噂はかねがね聞いてるよ、ヒソカ。」
「光栄だね♥君の噂も聞いてるよ♦今度食事でもどう?♥」
「その落書きがないなら考えてあげてもいいかもしれないけどやっぱり嫌☆タイプじゃないのきゃるーん☆じゃばいびー」