第16章 あなたが全て＊沖田総悟

部屋に木霊する絶叫は、まるで狩られた獣の咆哮だ。

その張本人であるれんは、秘裂にさっきのバイブをぶち込まれ、更に沖田の肉棒を狭い隙間に受け入れていた。

いわゆる二倫挿しの状態だ。

赤いラビアは限界まで広がり、ナカからはミチミチと軋む音が聴こえるよう。

「あ゛あ゛、ぉ゛ぁああ…！」

肉壁が引きちぎられそうに痛み、バイブの振動は全身の強ばる筋肉に伝わるほど強烈に感じる。
直腸側を無機質な玩具に嬲られ、その上側で熱塊が出たり入ったりを繰り返す。

冷酷なしたり顔の沖田は実に愉しそうだ。

「ちゃんと締めろよ、できるだろ…？」

「ぅ、あああ…ヒｨ、ぎゃっ！」

れんにとって、まるで苦痛でしかない玩具だが、沖田にしたら裏筋を刺激してくれるラッキーアイテム。

肉棒にピタリと張り付いて震えるそれは、ゾクッと背筋を駆ける快感の生みの親だ。
蠢く媚肉をゴリゴリと弄び、沖田の律動に合わせて奥の壁を叩く。
引き抜かれれば、真ん中の太い部分が蜜口を揺らして広げる。

ドスッ！ギチッ、ぐちゅん…！

何度も揺さぶられたせいか、次第に穴が大きさに慣れ、痛みではなく快感を覚え始めた。
股間に熱が集中し、足先がピンと伸びる。

れんは頭を大きく振り、狂ったように声を上げて床に爪を立てた。

「ﾋｷﾞっ、いやぁああ…っ！！あっ、あ、あ…ぁあーー！」

苦しいけど気持ちいいのか…気持ち良すぎて苦しいのか、れんはどちらが正解かも分からない。

二本の凶器に攻め立てられ、脂汗を流して悶える姿は淫乱極まりなかった。
揉み込むように蠢く媚肉が細かく痙攣を始め、肉棒をキツく搾り上げる。

想像を凌駕する絶頂がれんに尿意をもたらし、何かを感じ取った沖田は、自身を勢いよく蜜壺から抜き去った。