• テキストサイズ

【短編集】ILY【R18】

第15章 セイレーン*リヴァイ


じゅぽッ…グチュ、ぱちゅ…

蜜壺はもう大洪水で、抜き挿しする度に泡立った蜜が飛び散った。

「あ…あ~ッ!あん、ああ、ア、んァあぁ…」

ゴリッと子宮口を押し上げる亀頭はパンパンに腫れ、雁首は蜜壺の入り口に引っかかって抜けないほど太い。

まるで串刺しにでもされている気分だった。

「ハ……―――――!」

無我夢中で彼を扱いていると、リヴァイが眉を顰めて血管の浮き出た首を反らす。
小さな喘ぎ声と共に彼の腰が震え、喉仏が上下した。

ナカで脈打つ剛直が一際大きく跳ね、私の最奥で何かが爆発する。

「あ…ア、ん…」

子宮口にピタリと密着した状態で、彼の滾る欲望が噴出されたのだ。

迸る熱を感じて内壁は昂りを締め付け、精を一滴残らず絞るように蠢く。
ねっとりと肉棒に絡みついたナカはうねり、私も果てを迎えた。

「んハ、あ…ヒ、ア、あ…」

脳が真っ白に弾け、だらしなく口を半開きにした私は静かに身悶えていた。
小刻みに骨盤が揺れ、引かない快感の波のせいで言葉が出ない。

そんな私の腕をリヴァイが掴み、今度は私の背をベッドに預けさせた。
正常位となった私達はお互いに見つめ合う。

「てめぇ、この淫乱野郎が…言ったはずだ、後で覚悟しておけと。」

彼は静かに怒りを込めた目で、低く唸るように言う。
実に不謹慎だが、私は全身を粟立たせて彼の言葉を悦んだ。

「分かってるわ。だからやったのよ」

「…いいだろう、そんな口が利けなくなるまで仕返ししてやる。だがその前に…」

ギラギラしていたリヴァイの視線が和らぎ、顔を覗き込まれる。
私が何を思っているかなんてお見通しだとでも言うように、訝しげな様子で私にあることを尋ねた。

「俺に言いたいことがあるんだろ…言え。」
/ 245ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp