第13章 濡色*爆豪勝己
「なんだ、気持ちイイんじゃねーか」
「んムっ…ん、ひァ、」
「快感に素直なタイプか?よろしいこったな」
あぁ…楽しくて笑いが止まらねぇ…
違う!って顔して喘いでるのが面白くて仕方ねぇ…
強情な上の口と違い、擦れる肉棒にヒクヒクと疼く正直な蜜口。
まるで別の生き物にも見えるソコに、赤く充血した亀頭を宛てがった。
ニュプ…ギチッ…
前戯で解さなかった陽月のナカは、俺を拒むばかりか揉み込むように蠢いている。
卑猥な幻聴が聴こえそうな程、具合の良い肉穴だった。
「あっ、ああッ…あん、ひゃうッ…」
陽月は一変して高い声で喘ぐし、これはもらったな…。
「あー…こんなことされてヨがるとか、ド淫乱じゃねーかお前」
「うぅ、ちがッ…んぁ、は…」
「あ゛ァ゛?どこが違うって?俺の突っ込まれてイイ顔してんのにか?」
「ヒん、ああっあ、やだ、あ…ん」
まだ半分も埋めていないのにこの心地良さ。
いつまでも浸っていたいと思える名器だ。
「ほら、もっと締め付けろよ」
小刻みに痙攣する内壁を抉り、道を新たに開拓する。
幹を扱く無数のヒダを隅々までいたぶり、俺の存在を記憶させるように押し上げる。
「目ぇこっち向けて見ろよ」
「ん、いや…あ、」
「見ろっつってんだよ…」
低く地を這う俺の声に体を震わせ、陽月がそっと目を開く。
泣きそうな顔で自分の下半身に視線を送り、陽月は小さく悲鳴を零した。
「……!」
陽月の意志とは関係なく、卑猥な行為が脚の間で繰り広げられている。
グロテスクな肉棒が出たり入ったりする度に、チラチラと見え隠れする桃色のラビアに陽月は再び目を閉じようとした。
「マジで良いぜお前のナカ…もう俺のモンになっちまえよ」
「いやッ、絶対、に…」
「相性最高なのにか?」
「あんた、との、相性…なんて、最悪…!」