第10章 傷＊ラクサス・ドレアー

色素の薄い乳房を啄み、れんのラフなズボンに手をかけて足から抜き去った。

素肌に触れた空気に身震いして、れんが俺の腕にしがみつく。そして上気した頬を隠すように俺の首筋に顔を埋めた。

心をくすぐられる仕草に、下半身が熱を持って起き上がる。
れんを強く腕に閉じ込めて、無意識にすっかり硬く育った肉塊を太腿に擦り付けていた。

「ん、ふ…っ」

身体の隙間から手を滑り込ませ、下着の上からクロッチ部分をなぞる。
触れただけで張り付いてしまう程ソコは濡れていて、形がはっきりと浮き出ていた。

「…っ、ヤ…ァ、」

「力、抜け、」

…本当は今にでも貫いて揺さぶりたい。
しかし、下着の横から侵入させて直接触れた秘裂は指を拒み、狭く閉じた穴を緩める気配がない。

不安そうに唇を噛んでいるれんの額にキスをして、緊張を和らげようと耳元で囁いた。

「れん、大丈夫だ。」

「ん、ハ…」

深く息を吐き、脚の力を逃がしたれんの下着を取り去ろうとしたが、動作が思っていたより荒々しくなり、下着はだらしなく右足に引っかかったまま。

包帯が巻かれているため生まれたままの姿とはいかないが、触れ合う肌に快感を覚えた。

「キャ…アぁッ…！」

れんの脚を広げ、秘部を凝視して生唾を飲み込む。

綺麗な桃色の花弁から覗く媚肉は赤く染まり、呼吸に合わせてヒクヒクと蠢いている。

「息、止めんなよ。」

ひとこと投げかけて、まだ誰も受け入れていない肉筒に指を捩じ込んだ。

「…んんっ！」

れんは言われた通りに呼吸を続けるが、鼻にかかる声が時折混じっていた。