• テキストサイズ

【関ジャニ∞小説】 ヘタレくんと泣き虫くん。

第7章 気まずい2人


〜♪〜♪〜♪


2人の携帯が同時に着信を知らせる。


「え⁉︎ヤス、やっぱ部屋戻るって」


「あ、そうなんや」


ヤス…気ぃ使うてくれたんやな。


俺が亮ちゃんのこと好きやから2人きりにさせようと。


「大倉はなんて来たん?メールなんやろ?」


「んー、俺もヤスから告白せぇってメール来た」


「え…」


「正気やろか…告白なんて…」


「…そう、ちゃうの?ヤスは嘘なんかつかへんし…」


「そ…か」


「するん?告白」


「どないしようか迷っとる」


諦めなアカンってことか…大倉のこと。


「どないしよう…」


「告白すればええんちゃうの?

大倉なら大丈夫やで」


思ってもいないことを口にしてしまう。


大倉が告白したら、多分付き合う決定なんやろなぁ。


カッコええし…。


「…そうかな?」


「おん、きっとそうやで」


「頑張ってみようかな、俺」


はぁ…何が大丈夫やねん。


無理やん…。


「お、俺ちょっと出て来るな?大倉」


「あ、おん。

行ってらっしゃい」


無理…やろ…。


告白なんて…ただでさえ亮ちゃんと気まずいのに。


ヤス、何考えてんねやろ?
/ 88ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp