• テキストサイズ

【DIABOLIK LOVERS/短編集/R18】

第7章 俺の花嫁【無神ルキ】





『ルキ、居る?』


洗濯した服を畳んだ為、旦那であるルキの部屋の前に来ている。
親しき中に礼儀ありと言うから一応ノックをし、確認をした。


「あぁ、入れ」


中から愛しき声がしたため、そのまま扉を開ければ中に入った。


『これ、洗濯物乾いたから持ってきたよ』


「洗濯物か…適当に置いておけ」


『あ、うん』


とりあえずソファーに洗濯物を置いた。


「家畜、こちらへ来い」


『家畜って…何だかルキて出会った頃に戻ったみたい』


言われた通りに近くに行けば、ぎゅっと抱きしめてくれるルキ。

出会った頃は、よく家畜と呼ばれていた。
結婚した今ではちゃんと名前で呼んでくれる。


「ククッ、懐かしいな…」


『最近は名前で呼んでくれるもんね?』


「当たり前だ。俺の可愛い花嫁を家畜呼ばわりなんて出来るわけがないだろう」


そう言って頭を優しく撫でながら微笑んでくれるルキ。
まるで別人のようだ。



『ルキ…幸せ』


「今更だな…今までも幸せだっただろう?」


『それはどうかな…ふふっ、なんてね』


ルキに答えるようにぎゅっと抱きつく。


「名無し…」

チュッ…


ルキの優しいキスに心地良さを感じる。



/ 50ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp