第28章 団子は地球の文化です!!
山崎side
チャイナ娘はありえないほどの力で戦っていく。
だがそれは自分自身を傷つけているようにしかみえない。
このままだと・・・・・元に戻れないのかもしれない。
沖「もうやめろィ!チャイナ!!」
すると突然沖田隊長がチャイナ娘を後ろから羽交い絞めにした。
沖「そんなことやったって瑠維は帰ってこねェ!逆にそんな姿見せられたって悲しむだけじゃねェのか!?」
その言葉にチャイナ娘は動きを止めた。
沖「自分に負けんじゃねェ。戦うって決めたんなら最後までやり抜け!!それがオメーだろうが!!」
その瞬間、チャイナ娘はそのまま崩れ落ちた。
それは疲れやケガではなく、泣き崩れたようだった。
神楽「ま・・・・た・・・・また・・・・負けたアル。・・・・もっと・・・・もっと・・・強くならなきゃだめなのに・・・・」
隊長はチャイナ娘の頭に手を置き、ポンポンと撫でてやった。
だがそれを面白く思っていないのが一人いた。
神威「俺の楽しみを邪魔するなんて・・・・いい度胸してるね、きみ」
男は隊長の傍に一瞬で移動するとニコリと笑った。
神威「殺すなっては言われてたけど・・・・一人くらいならいいよね?」
そしてそのまま隊長に向かって腕を突きだした。