第20章 サランラップ・・・・・・え?違うの?(バラガキ編)
女だという事で渋られたが、潜入には成功した。
無論、銀時もだ。二人で見張りを頼まれる。
銀時はと言うと・・・・・携帯にキレてます。
そして私達、知恵空党はターゲットを無事捕獲した。
そのターゲットと言うのは・・・・・佐々木鉄之助。
やはり鉄は攘夷浪士共とつながりがあった。
見廻り組の局長の弟、真選組の副長の小姓。
それが露見し、裏切り者となったのだ。
銀「・・・オイ、気付いてやがったのか?」
『もちろん。てか気付かないアンタがバカだから』
私は見張りをしながら携帯をいじる。
ジミーに嘘の報告メールを送っているのだ。鉄が捕まって二週間・・・・・今日の夜、見廻り組と真選組が集まる。
『フフッ・・・・・もう少しで成功っと・・・』
銀「あ、お前なんか企んでたんだな。上手くいきそうか?」
『まぁね・・・・あとは銀時・・・・いや、白夜叉様しだいかな?』
そう言って銀時に微笑む。すると銀時は嫌そうな顔で、
銀「うっわ・・・・・・悪女」
と言うのでぶん殴ってやった。
『銀時・・・・アンタの為だよ?』
銀「俺の為にこの知恵空党と見廻り組、利用してんのか?」
『・・・・それだけじゃない』
銀「はぁ?」
『真選組も利用中よ』
銀時はそれを聞くと笑った。
銀「さすが舞鬼神だな」