第3章 刀は斬れればいいってもんじゃない (真選組動乱編)
『はああああああああ!?副長が土下座ァァァァァ!?』
山「ちょっ、声が大きいですって」
いや、待てよ。土下座ってなに?攘夷浪士どもにトシが土下座ってなに?あいつ、そんなことするくらいなら切腹してやらァ・・・とか言いそうなのに・・・
まさかの土下座ァァァァァ!?
『なんで?どうして?なにがあったの?』
山「僕に聞かれてもわかりませんって・・・」
『わかった!!本人に聞いてくる・・・』
山「それだけはダメです!!絶対止めてください!!」
すごい剣幕で否定された・・・
『なんでよ・・・気になるじゃんか・・・』
山「局長から口止めされてたんです!!だから・・・」
『じゃあ言うなや!!ほんっとにむかつくなぁ・・・』
山「だって・・・瑠維さんだけ知らないのは・・・」
何この子!?可愛い!!かわいすぎるよ~!!
『うん、ありがとうジミー!!あんたの可愛さにやられたので、許す!!』
山「え!?あ・・・どうも・・・」
ジミーは戸惑いながらも仕事に戻って行った。