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青春あやまち論2【黒子のバスケ】

第18章 おかえりなさい




もぎ取ったのは…誠凛、木吉さん。


「なっ…」


洛山ベンチの全員が思わず立ち上がった。


「止めてっ!!絶対に撃たせちゃダメよっ!!」


私は叫んだ。

誰でくるか…。

誰もがそう考えていた時、動いた人物に黛さんはハッとした表情をした後に険しい顔つきでその人物を追いかけた。


「黒子!!」


……テツ君だった。


「なっ…」

「いけぇ黒子ー!!」


テツ君がシュートを構え、もうダメだ…と思った時。

そこに追いついて跳んだのは征十郎。


「赤司ー!!」

「終わりだ黒子!!」


この勝負…洛山の勝ちだ。


「…いいえ、まだです。僕は影だ」


クリアに聞こえたその言葉。

次の瞬間にはボールはゴールに向かって跳ぶ火神の元へ。


「うおぉああぁあぁぁあぁあぁああ!!」


リングに叩き込まれたボール。

一瞬、にしては長く感じた。

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