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希望の果てにあるものは

第14章 非常事態


急なことで、頭が上手く動かない。
目の前で起こっている出来事を理解するのを頭が拒んでいた。


「津山さん? 健斗君? ……真琴?」


力なく体を床に投げ出している三人の顔は青白い。
恐る恐る真琴の手に触れると、あまりの冷たさに驚いて手を引っ込めた。
自分の顔まで青ざめていくのがわかった。
呆然と三人を見下ろしているシロさんの顔も心なしか青白い。


――――なぜ、こんなことになってしまったんだろう。

 
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