第3章 花開く時
影山「もっと早く!」
チーム内の冷静と集中力を奪うにはプレッシャーも多いものでしょう
影山さんの中にはブロックを振り切るために
チームに少々無理な注文をしてしまっていた状況が続いていました。
そしてあまりにも影山さんのトスは早すぎて
チームの人は取ることができなかった・・・
スパイカーにとって合わないトスはセッターのミスです
金田一「ふざけんな!無茶すぎるんだよ!お前のトス!打てなきゃ意味ねぇだろうが!!」
影山「(けど!このブロック振り切らなきゃ勝てねぇだろ!)」
焦りが影山さんの中で積もりに積もっていた・・・
影山「(ここで終わんのか!ここで負けるのか!?違う!俺は全国へ行く!)」
そして決して言ってはならない言葉を口にしてしまった
チームが崩れてしまう危険を伴う言葉を・・・
このときの影山さんの言葉はビデオを見ていても多くの観客にも聞こえていたでしょう・・・
影山「もっと早く動け!もっと早く飛べ!俺のトスに合わせろ!勝ちたいなら!!」
第一セット
相手側のセットポイント・・・
影山さんの上げたトスの先・・・・
・・・・・回想終了・・・・・
レノン「そこには誰もいませんでした・・・」